Ethernetとテザリング
MacのEthernetが思ったより遅い
Ethernetのリンクは、両端の機器とケーブルが対応する速度で動作します。リンクが遅い原因は、ケーブル、アダプタ、ハブであることがよくあります。
症状
- EthernetがWi-Fiより速くない、または遅いです。
- もっと速い回線なのに、速度テストが100 Mbit/s前後で止まります。
- 別のケーブルやポートを使うと速度が変わります。
考えられる原因
- ケーブル。Appleによると、ギガビットEthernetにはギガビットEthernet対応のケーブルが必要です。古いケーブルや傷んだケーブルでは100 Mbit/sしか出ないことがあります。
- アダプタまたはポート。USB 2.0のポートやハブは最大480 Mbit/sです。ギガビットEthernetをフルスピードで通すことはできません。
- 手動の設定。誰かが手動で設定した速度やデュプレックスのせいで、リンクがフルスピードを使えないことがあります。
- 相手側。ルーターやスイッチのポートが低い速度にしか対応していないことがあります。
確認方法
Ethernetポートのデバイス名を調べます。
networksetup -listallhardwareportsメディアの設定と現在のメディアを表示します。en5はお使いのデバイス名に置き換えてください。
networksetup -getMedia en5出力CurrentとActiveの行。たとえば
autoselectと、ネゴシエートされたメディア。media行でネゴシエートされたリンクを確認します。1000baseTは1 Gbit/s、100baseTXは100 Mbit/sです。
ifconfig en5 | grep mediaアップルメニュー >「システム設定」>「ネットワーク」と選択します。Ethernetサービスをクリックし、「詳細」をクリックして、「ハードウェア」をクリックします。
「構成」が「自動」になっていることを確認します。
解決方法
Cat 5e以上など、ギガビットEthernetに対応したケーブルを使います。
アダプタはUSB 2.0ハブを通さず、Macに直接接続します。
ルーターやスイッチの別のポートを試します。
「構成」が「手動」になっていて、誰からも設定を指示されていない場合は、「自動」に変えて「OK」をクリックします。
速度を手動で設定するのは、ネットワーク管理者から値を指定された場合だけにしてください。Appleによると、誤った設定はパフォーマンスを下げることがあります。
ターミナルからメディアとMTUを自動に戻すには、次のコマンドを使います。
sudo networksetup -setMTUAndMediaAutomatically en5管理者パスワードが必要です。
Kilobatを使う場合
ローカルネットワーク上の別のコンピュータとの間で速度をテストします。このMacにiperf3をインストールし、もう一方のコンピュータで
iperf3 -sを実行します。kilobat lan-test 192.168.1.20インターネットの速度と負荷時の遅延をテストします。最大80 MBを使います。
kilobat speedtest
よくある質問
リンクが速くなればインターネットも速くなりますか?
リンクが一番遅い部分である場合だけです。契約しているインターネット回線がリンクより遅ければ、速度は回線で決まります。
デュプレックスは手動で設定するべきですか?
いいえ。ネットワーク管理者から指示がない限り、設定しないでください。Appleは自動設定を推奨しています。
出典
- Appleサポート:MacでギガビットEthernetを使用する
- Appleサポート:Macでハードウェア設定を変更する
- networksetup(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
- ifconfig(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
出典は2026年10月29日に確認しました。manページはmacOSに付属のものです。「ターミナル」でman <name>を実行すると開けます。