Webサイトと速度
Macでビデオ通話がカクつく、フリーズする
通話には、高速さよりも安定した遅延と安定したアップロードが必要です。固まる原因のほとんどは、短い遅延スパイク、パケットロス、バックグラウンドのアップロードです。
症状
- 映像が一瞬止まり、そのあと再開します。
- 音声がロボットのようになったり、途切れたりします。
- 相手からは自分が固まって見えると言われますが、自分には相手がはっきり見えています。
- ほかのデバイスがネットワークを使っていると、通話の状態が悪くなります。
考えられる原因
- 短い遅延スパイク。数百ミリ秒のスパイクで映像が固まります。遅延の平均値には表れません。
- パケットロス。パケットが失われると、高速な接続でも音声が途切れます。
- バックグラウンドのアップロード。アップロード回線を埋めてしまうバックアップや同期が、映像を遅らせます。
- バッファブロート。ネットワークが混むと遅延が増えます。
- 弱いWi-Fiリンク。距離と干渉が、ロスとスパイクの両方を引き起こします。
確認方法
ルーターに1分間pingを送ります。ほかより大幅に高い単発の時間がないか確認します。
ping -c 60 192.168.1.1ルーターのアドレスがわからない場合は、先に調べます。
gatewayの行がそれです。route -n get defaultインターネット上のサーバに1分間pingを送ります。
ping -c 60 1.1.1.1「アクティビティモニタ」>「ネットワーク」または
nettopで、アップロードがないか確認します。Macで帯域幅を使っているアプリを探すを参照してください。応答性を測定します。通話中ではなく、通話の前に行います。
networkQuality
解決方法
通話中はクラウド同期とバックアップを一時停止します。
ルーターに近づくか、Ethernetケーブルで接続します。
BluetoothヘッドフォンがWi-Fiと2.4 GHzを共有している場合は、5 GHzのネットワークを使います。MacでのBluetoothヘッドフォンとWi-Fiの干渉を参照してください。
スパイクが一定の間隔で繰り返す場合は、AirDrop、AWDLとゲームや通話の遅延スパイクを読んでください。
ネットワークが混むと遅延が増える場合は、バッファブロート:ネットワークが混むと通話が遅れるを読んでください。
ロスやスパイクがルーターより先で起きている場合は、ビデオをオフにして音声だけを使います。
Kilobatを使う場合
Kilobatのカクつきテストは、20秒間、50msごとにルーターにpingを送ります。スパイクを1つずつ表示し、スパイクが一定の間隔で繰り返すかどうかも示します。
kilobat stutterルーターではなくインターネットへの経路をテストするには、ターゲットを追加します。
kilobat stutter --target internetkilobat diagnoseは遅延、ジッター、ロスを報告します。Kilobatは、遅延300 ms、ジッター30 ms、ロス2%を超えると通話に支障があると警告します。AirDropとAWDLがスパイクの原因かどうかを確かめるには、それらを一時停止します。macOSが管理者パスワードを求めます。
kilobat low-latency on --for 1h管理者パスワードが必要です。
カクつきテストは「ヘルス」タブで無料で使えます。「低遅延モードをオンにして比較」にはProが必要です。通話のカクつきをテストするを参照してください。
よくある質問
速度テストは速いのに、通話がカクつくのはなぜですか?
速度テストは測定値を平均します。短いスパイクや少量のロスは平均に埋もれてしまいますが、通話は固まります。
通話中に速度テストを実行してもよいですか?
いいえ。テストは回線を埋めるので、実行中は通話がさらに悪くなります。
出典
- Appleサポート:Apple Network ResponsivenessでWi-Fiネットワークをテストする
- Bufferbloat.net:Introduction
- ping(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
- networkQuality(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
出典は2026年10月29日に確認しました。manページはmacOSに付属のものです。「ターミナル」でman <name>を実行すると開けます。