IP、ルーティング、IPv6
MacでDHCPリースを更新する
DHCPリースによって、MacにはIPアドレス、ルーター、DNSサーバが割り当てられます。リースを更新すると、DHCPサーバにそれらをもう一度要求します。
症状
- Macに自己割り当てのIPアドレスや、間違ったIPアドレスが設定されています。
- ルーターを変えたのに、Macが古いDNSサーバを使い続けています。
- ルーターの再起動後に接続が止まりました。
考えられる原因
- 古いリース。Macはリースが終わるまでそれを使い続けます。ルーターでの変更がすぐにMacに反映されるとは限りません。
- 混雑したネットワークでの短いリース期間。Appleによると、多くのコンピュータが1台のDHCPサーバを使っている場合は、頻繁に更新が必要になることがあります。
- 失敗したDHCP要求。スリープ後やケーブルの差し替え後などに、要求への応答がなかった場合です。
確認方法
各ネットワークポートのデバイス名を調べます。たとえばWi-Fiなら
en0です。networksetup -listallhardwareports現在のアドレスを表示します。
ipconfig getifaddr en0DHCPサーバからのリースを、ルーター、DNSサーバ、リース期間とともに表示します。
ipconfig getpacket en0
解決方法
アップルメニュー >「システム設定」>「ネットワーク」を選択します。
ネットワークサービスをクリックし、「詳細」をクリックします。
「TCP/IP」をクリックし、「DHCPリースを更新」をクリックします。「OK」をクリックします。
もう一度
ipconfig getpacket en0を実行して、値を比べます。何も変わらない場合は、Wi-Fiをオフにしてからもう一度オンにします。
networksetup -setairportpower en0 off管理者パスワードが必要です。
Wi-Fiをもう一度オンにします。
networksetup -setairportpower en0 on管理者パスワードが必要です。
Kilobatを使う場合
CLIなら、Wi-Fiのオフとオンを1回の操作で行えます。
kilobat wifi restart
よくある質問
必ず新しいIPアドレスがもらえますか?
いいえ。多くのDHCPサーバは、同じデバイスに同じアドレスを割り当て直します。
scutil --renewは何をしますか?
scutilのmanページによると、そのインターフェイスのネットワーク構成の確認をやり直します。
出典
- Appleサポート:MacでDHCPサーバからIPアドレスを更新する
- ipconfig(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
- networksetup(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
- scutil(8)、macOS 27.2に付属のmanページ
出典は2026年10月29日に確認しました。manページはmacOSに付属のものです。「ターミナル」でman <name>を実行すると開けます。